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いい農園の条件

コーヒーの美味しさを決めるのは原材料の品質の高さが大きな割合を占めます。どんなに焙煎の腕や設備、抽出技術があったとしてもレベルの低い豆から美味しいコーヒーをたてることはできません。

 

では品質の高い生豆は、どうやって生み出されるのか。それは「いい農園」から生み出されるということになります。

 

具体的に、「いい農園」とはどんな農園なのか。まずひとつは土壌、天候、立地条件などの環境に恵まれているということです。そしてもうひとつ、それは「人」です。

 

コーヒーを栽培、収穫するまでにたくさんの人の手をとおります。たとえば農園のオーナー。彼らの中には、農園を運営しているのは金儲けのためだけだ、という方もいます。そういう人は自身の農園にめったに足を運びません。逆に世界に通用する品質の高い銘柄を作り出したいという考えをもったオーナーもいます。彼らはそのためには農園内で働くスタッフの質が重要なのだと語ります。

 

そういうオーナーは農園内のスタッフたちと一緒に、コーヒー栽培をして汗を流しています。同時に農園スタッフにコーヒー栽培のための教育をしています。そういったオーナーの中には農園スタッフの子どものための学校や教会を作る人も少なくありません。

 

「働いている人間が、生み出すコーヒーの味を決める要素が大きい。」

 

これはわたしが今までコーヒーを長く見てきたなかでの真理です。