コーヒー 専門店の珈琲ライフ贅沢倶楽部|ドイ コーヒー

■コーヒーの保存方法

新しい会員の方から必ずいただく質問がこちら。

「コーヒーの保存方法は、どのようにすればいいのですか?」

このご質問に対して私がお答えする回答はこちら。
「保存方法なんてあまりお考えになる必要はありません。」

まずコーヒーにおいては保存方法をいろいろ考える前に、
いつ焙煎されたのか?ということをおさえなければ
意味がない。

たとえば極端な話、焙煎されてから一ヶ月も二ヶ月も経過した
豆に対して、どのような保存方法をとったとしても、その豆が本体
もっている味自体すでにそこなわけれているわけだから
それは意味がない。

それは焼いてから5日以上経過した魚があるのですが、どのように
保存すればいいですか、と聞かれているに等しいからです。

それなら保存うんぬんを言うより、やはりできるだけ焼きたてのときに
食べるほうがいいということになる。コーヒーは魚ほど期間に
神経質になる必要はありませんが、焙煎してから3週間から4週間以内で
飲みきりたいところ。

またそれが最大の保存方法となる。

しかしこの状態が楽しめるようになったのは、やはり運送便の品質が
高くなったから。現在は大阪から出荷しても、かなりの地域で
翌日に到着する。年配の会員の方ならおわかりだろうが、こんなことは
ここ10年ほどのことです。

昔の運送便は翌日ついたらラッキー、家庭用の荷物なら一週間経過して
到着したとしても不思議ではなかった。土居コーヒーとして会員の方に
焙煎してからすぐ発送して最高の状態でコーヒーをお届けできるのも
、この運送便の進化が大きい。

そしてもうひとつ、コーヒーの成分の劣化するスピードを抑える
効果的な方法は、やはり豆の状態で飲むつどに粉に挽くという
ことになる。

焙煎の鮮度が新しい状態でお届けしたコーヒーの味を劣化させる
最大の原因が空気中の酸素にふれることだからです。

コーヒーと酸素が触れる機会が多ければ多いほど、豆の成分が
酸化して味が劣化していくことになります。

そのためできるだけコーヒーの豆と、酸素が触れないようにする
ことが、豆の成分劣化スピードを抑えるということになる。

粉に挽いてしまうと、それだけ酸素に触れる表面積が豆の状態の
ときより広くなる。結果どうしても豆の時より、粉に挽いたほうが
成分が劣化していくスピードが早くなってしまう。

このため、コーヒーの保存において豆のまま購入して
飲むつどに豆から粉に挽くということは味を楽しむ上でも効果的な
方法となります。

料理全般に言えることであるが、料理がひきたつ最大の要因は
その原材料の品質が高いこと。原材料がいい加減なら
どんなに料理の技術があったとしても、それには限界がある。

どれだけ料理の技術があったとしても、その原材料がもつ味
以上のものは表現できないのだから。

そして品質の高い原材料が用意できたなら、その次にくる要素としては、
やはり出来立てにまさるものはありません。


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